5月5日にマイドームおおさかにおいて開催された全日本ユース大会。459名の選手によって熱戦が繰り広げられました。全日本ユースは高校1年生以下の全国大会で、問題レベルが高く、出場するだけでも大変な大会ですが、当教室からは19名が参加し、それぞれが大会を通じて大きく成長しました。当日の模様は、6月中によみうりテレビ夕刻のニュース番組「かんさい情報ネットten.」において放送されることになっています。
検定試験だと合格だったか否か、大会では何点取ったか、何位に入ったか、という視点だけで評価してしまいがちになりますが、それはあくまでも一面に過ぎない見方です。出場の申込をしてから大会までの取り組みや、大会当日の朝からの身の処し方、心の持ち方、本番で感じたこと等々、一つの大会や検定を通じて得られるものはたくさんあるからです
大会・検定は、上手な人のためだけにあるのではありません。上手な人が出たり受けたりするのではなく、そこに身を置く決心をした人がうまくなる場、それが大会であり検定です。
ただ、昨日今日運転免許を取った人がいきなりサーキット場を走るのは危険なように、検定や大会が現時点での実力にふさわしい場かどうかの判断は必要です。幸いにして長い歴史を持つ習い事としてのそろばんには、先人が様々な場を築いてくださっているだけでなく、現代の珠算学習にあった検定や大会も新しく考案・実施されています。実力に応じてご案内していきますので積極的に参加しましょう。