塾長ブログ

2021年10月

2021.10.26

自信満々で間違えよう(塾報10月号より)

そろばんの練習で○と×はつきものですが、実は単純に○と×の二つにわけられるものではないという話をします。

 ○には自信満々で計算した結果の根拠のある○となんとなく計算した結果の根拠のない○があります。×にも同様に、自信満々で取り組んだ結果の、間違えた根拠のある×と、なんとなく無意識で取り組んだ結果の根拠のない×とがあります。
 ○と×は正反対の結果を表しますが、指導する立場から見ると根拠のない○と根拠のない×はまったく同じ結果だと判断します。根拠がないということは正解にも間違いにも再現性がないということであって、それは実力とはいえないのです。
 練習時における○と×に順位をつけるとすれば、最も良いものは「根拠のある○」であり、続いて「根拠のある×」となります。「根拠のない○」と「根拠のない×」には意味がありません。
 「根拠のある○」にはより洗練された指の運びや速度アップなどの技術面における指導が考えられ、「根拠のある×」には間違いを再現して、正しい方法と比較させる指導が有効となります。
 対して「根拠のない○と×」には、精神面でのアプローチから始めます。無意識で取り組もうとする気持ちを改めさせて意識して取り組む気持ちになるように仕向けていかなければなりません。
 加減乗除の計算方法を覚える段階での間違いやつまずきは、「考えずにやってしまう」ことが原因のほとんどを占めています。
 考えてやることを意識すれば、考えてもわからないときはその時点で指が止まります。この「指が止まる」というのがわからないときの正しい反応です。
 ところが、考えずにやってしまうと、わかっていないことに無頓着になってしまって、間違いがどんどん上書きされてしまいます。こうなると改善には相当な時間がかかる場合もでてきます。
 そうならないために心がけておくべき大切な取り組みは、「考える」ことを日常から徹底的に意識することです。不正解のときはもとより、正解であってもときにその理由を尋ねることがありますが、これは「考える」ことの重要性を生徒に問うていることに他なりません。
 どうぞ生徒の皆さんには確信を持ってどんどん間違えてもらいたいと思います。間違いの中には伸びるための「あっそうか体験」ができる要素がたくさん詰まっていますから、失敗して、間違えて、その原因を知り対処を考えるという作業を繰り返して欲しいと思います。
 変な言い方ですが、そろばん教室は安心して失敗できる場です。そして間違いの中にある成長の素に生徒の皆さんが気がつく場です。さらには成長の素を使って実際に成長する場でもあります。
 思索の秋です。「考える」ことの重要性について、計算方法の習得時にスポットを当てて書いてみました。今年は秋があったのかという議論はさておいて、です。

2021.10.12

みとり算の間違い

みとり算の間違いパターンには実に多くのものがあります。
問題の見間違いに数パターン、はじき間違いに数パターン、その他の要因も数パターンあり、一つの問題にそれぞれが出てくることもしばしば。
間違いが集中力の一瞬の途切れによって起きるものか、覚え間違いによる思い込みによるものか。
きちんと理解して覚えたはずのものが知らず知らずのうちに間違えるようになることもあります。
検定試験練習では、合格点を取る意識が強すぎると合格点に満足してしまって一つの間違いに対する探究心が薄れてしまうことがあります。良い点であっても悪い点であっても、そこに潜む落とし穴に指導者は気づき、適切なアドバイスをおくらなければなりません。
写真は、近所のスーパーで見つけた価格表示板です。この商品の存在を元々知っている人は読み間違いをしないかもしれませんが、通り過ぎざまに一瞬目にして「エッ」と思い、再度ゆっくり読んで納得した方はどれほどいらっしゃったのでしょうか。ちなみに私と私の家族は二度見派でした。

みとり算の見間違いに通じるものがあります。

ほっけとば

         「ほっとけば」???

ACCESS{アクセス}

教室名 星の郷総合教室
所在地 〒576-0022
大阪府交野市藤が尾4-6-10
電車の場合 JR片町線星田駅、または、京阪電車河内森駅から徒歩15分
自動車の場合 第二京阪道路交野南インターチェンジから5分、交野北インターチェンジから10分
国道168号線西川原交差点を西に入り、1分